GENchiArchitectsDESIGN Inc.

 源池設計室

甲府と松本

2026.03.09

先日、サックスを聴きにコットンクラブ甲府へ行ってきました。
信用組合の建物を改装した店内は天井高5mと気持ちよく、
かつての金庫室はVIPルームとして利用されているそうです。
音の響きも最高でした!
ライブに行く前、少し甲府の街をブラブラ。
お城があって、コンパクトな街で、松本に似たような感じですが、
人の賑わいとか、少し違う感じがしました。
駅を降りると、丹下健三氏設計の1966年竣工、山梨文化会館!
これぞ丹下さんという堂々とした建物。
その隣には山梨県立美術館、設計は久米設計、2012年竣工。
設計コンセプトイメージは葡萄籠。
中に入ってみると、学生さんや親子連れ、ご年配の方々も、
色々な年代の人が大勢いて、それぞれの目的に合わせて利用していました。
光用の甲州夢小路もあったり。
富士山が見えるのもいい。
そう、松本には、駅を降りて、目の前にインパクトのある建物がない。
駅チカに図書館を!なんていう松本市の案もあるらしいですが、
図書館をつくればいいってものでもない。
来たくなるような図書館でなければ意味がない。
そんな事を考えながら散歩(しかも真夏日)をしたので
甲州ワインビーフもしっかり堪能した休日でした。
 

 
 

共通点

2026.03.02

家づくりの話しをする時、
今お使いのものや、新しい家に持っていく家具、
興味のあること、ご実家から持っていけと言われているもの…
などなど、色々な事をお聞きします。
最近びっくりしたものは、普通の家にはあまりないだろうと
思われるもの3つが、打合せ中のお施主さんの家にあったこと!
一つはカホン。
カホンとはスペイン語で「箱」を意味し、元々はペルー発祥の楽器です。
フラメンコなどの演奏でも使われます。
購入したのは20年以上前の事。
友人の披露宴で、スペイン帰りのCちゃんにカホンの相談しました。
今ではテレビ台・・・ではなく、花置き台になっています。
2つ目はモルック。
一昨年、誘われていったモルック体験が楽しくて、
あがたの森でやってみたい!と手に入れました。
まだ実現していませんが・・・
3つ目は電子ドラムです。
この3つが揃っている家って、少ないのではないでしょうか。
もう一つ驚いた事は、今工事中のお施主さんとは
2年連続、お正月旅行が同じ行き先だったことです。
やっぱり、好みが合うのかな。

窓の灯り

2026.02.23

2026年の醬油づくりが始まりました。
暮れなずむ頃、天地返しをしに、友人の家まで行きますが、
帰り道、数年前にお引渡しした家の前を通ります。
お隣の家が解体され、アパートになったのですが、
ちょうど東から西へ進んでいくと、お施主さんの家の窓の灯りが見えて
ほっこりした気分にさせてもらっています。
この間、新聞に載っていた芥川賞をとった鳥山まことさんの
授賞式からの帰り道の話し。
「会社から帰ってきた時の疲労感に似た感覚が身体に重なり、
 ようやく自宅の窓から漏れる明かりに目が入った。
 いつもと変わらない。
 何も変わらないことにどこか救われたような気持ちになる。」
建築士でもある、鳥山さんの言葉、しっくりきます。
「時の家」早く読みたい。
窓の灯りで思い出すのは冬のフィンランド。
夜の時間が長いこの時期、各家々の灯りは街にも大切な要素です。
 
松本市設計事務所源池設計室

 
素敵なペンダント照明。
外は寒いけど、内の暖かさが伝わってきます。
 
松本市住宅設計源池設計室

 

昭和最後の日

2026.02.16

先日、昭和最後の日の一日前に生まれた人に会いました。
1989年1月7日に昭和が終わり、1月8日から平成の始まり。
忘れもしない、今でも人生の中で一番忙しかった日。
大学1年生、映画を沢山観たい!と始めたレンタルビデオ店でのアルバイト。
1月8日はライブに行く予定だったので、
バイトは休みでしたが、昭和天皇崩御で中止・・・
すぐさまバイト先から「お願い来て!」の電話で行ってみると、
店中のビデオがなくなるのではないか位の勢いで、お客さんが殺到していました。
インターネットもネットフリックスもない時代、テレビが娯楽の中心だった時代。
全てのテレビ局で通常放送はストップし、
日産セフィーロのCMで井上陽水の「皆さん、お元気ですか?」のセリフも
音声が消されました。
足が棒になる・・・なんてものじゃない位、立っているのもやっと。
返却されるビデオも山積みで、次から次へと借り出されていくビデオ。
今まで出たこともないような映画も借りられていく。
「源池さん、忙しそうですね・・・」なんて言われることもありますが、
あの日を思えば、忙しいなんて言ってはいけないレベルです。
24時間働けますか?世代なんで(笑)
レンタルビデオももう死語かな?
1月7日のお誕生日を見て、ふと思い出した懐かしい記憶です。

松本市景観賞カード

2026.02.09

一昨日のブログでも書いたのですが、
私共の事務所「源池設計室まちかどアトリエ」が、誰か見知らぬ方の推薦で
第36回松本市景観賞の奨励賞に選んで頂きました。
その表彰式の副賞?で頂いたのが「松本市景観賞カード」
これまでの受賞作品と国宝の松本城と旧開智学校、
合わせて38枚のカードをセットにしたもので、
かるたのように遊びながら地域のことを学ぶことができるものだそうで、
読み札と取り札があります。
中を見てみると、以前の事務所「源池設計室まちかどアトリエ」があった!
当時お隣だったC.COUNTLYさんとFLEUR de MonCoeurさんと3軒で
「通りの再生の第一歩」で受賞させて頂きました。
 

松本市設計事務所源池設計室

 
C.COUNTLYさんは大橋通りと駅前通りの角へ移転、
今は私共の事務所にはAND/&さん、お隣にはKinuriさん、
お花屋さんは変わらず、その隣には靴修理屋さん、
お向かいの大野屋さんもきれいに改修され、
あの時は、やっぱり第一歩になったのではないかと思います。
3軒で打上げにおでん会やったことも懐かしい思い出。
移転した私達も未だに大橋通りの二十日会に顔を出させていただいたり、
いいお付き合いが続いているのも有難い事です。

愉しむ植物棚

2026.02.02

自宅を作ると庭にはまるお施主さんが良くいらっしゃいます。
今まで庭や植物に全く興味がなかった方が、ご自宅を新築して暮らし始めると
樹木や花を植え庭つくりを始め、庭木に詳しくなったり・・・
皆さん生活を楽しんでいただいて、設計者としてこの上ない喜びです。


3年前に完成した「田園の平屋」さん のご主人は
室内で植物を育てることにハマり、
植物専用のオリジナル棚のデザイン依頼をいただきました。
設置する場所の相談を受け、形状や数量を伺って、デザインするのですが、
24時間照明を当て、風を当てるためのファンの取り付け、
角度など詳細な打合せをして形状が決まりました。
スチールフレームを鍛冶屋「優屋」さんに作ってもらい、
ファンや照明をつけるライティングレールを新築時に施工してくれた「小山電気」さんに、
無垢のキッチン家具を作ってもらった「木のすず」に栗の無垢の棚板を出していただき無事完成。
とても喜んでいただいたご主人の笑顔と、奥様からの「嬉しい!」というLINEに
私たちも大満足でした。
 
松本市住宅設計源池設計室

ぼくのいぬはどうしてこんなにかわいいのか

2026.01.26

犬と暮らしている人ならみんな思っているはず。
「ぼくのいぬはどうしてこんなにかわいいのか」
最近出会った絵本のタイトルです。
家の中では
「ミトはかわいいですねえ」と親バカ全開です。
 

←今犬・ミト 
←前犬・トヨ

 
でも、こんな風に素直にまっすぐに言葉にできない。うらやましい。
小学2年生のしゅんくんの夏休みの自由研究がこの絵本になったそうで、
チャコがかわいかったから。
 チャコも、わたしをしらべてほしいってかおをしていたから」
シニア犬を自由研究のテーマにしたらしい。
このしゅんくん、同級生の甥っ子くんとSNSで知り、
主人公のチャコちゃんが18歳7ヶ月と5日で先日、虹の橋を渡ったと聞き、
読んでみたくなり、図書館で借りてきました。
 

 
最後の頁の「このえほんをよんでくれたかたへ」という
しゅんくんのメッセージまで、全てやさしさに包まれている絵本です。
たくさんの人に読んでほしいから、誰かへの絵本プレゼントはこれにします。
そして今日は前犬トヨの誕生日(ちょうど30年前)
今頃、空の上でチャコちゃんと遊んでいるかな。