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 源池設計室

建築散歩2025

2025.12.22

今年も沢山出歩きました!マンデーコラムで紹介していない場所です。
 
 甲賀市「旧信楽伝統産業会館」設計・片淵建築事務所
 
 世田谷区「ブルーボックスハウス」設計・宮脇檀
 
 世田谷区「上野毛駅」設計・安藤忠雄
 
 江東区「東京都現代美術館」設計・ 柳澤孝彦
 
 さいたま市「埼玉会館」設計・ 前川國男

 
 墨田区「喫茶ランドリー森下両国」

 
 名古屋市「CommonNexus」設計・小堀哲夫
 
 名古屋市「名古屋大学豊田講堂」設計・ 槇文彦
 
 港区「国立新美術館」設計・黒川紀章
 

初めての醤油づくり

2025.12.15

数年前から味噌は自宅で作っているのですが、今年は醤油づくりに挑戦。
自家製醬油を作っている友人の醤油仲間に加えていただきました。
 
暮らしを楽しむ源池設計室
 

 
スタートは3月23日。麹(豆・麦)と塩に水20リットルを加え、混ぜます。
お水は、伊織霊水の湧水を使用。
 
松本市設計事務所源池設計室
 
長野県家づくり源池設計室

 
樽から樽へ移す「天地返し」、始める前には室温と醤油の温度を測ります。
天地返しは2~3週間に1回、計17回行いました。
 
長野県設計事務所源池設計室
 
長野県住宅設計源池設計室

 
11月30日、長野市内の醤油屋さんで、熟したモロミを絞っていただき、加熱。
加熱前の「生醤油」は本当にきれいなムラサキ色でした。
 
楽しい生活源池設計室
 
源池設計室

 
2週間、オリを沈めてから瓶詰を行い、完成しました!
手前味噌ながら、安全安心な材料でウマイ! 

みんな一緒でなくて

2025.12.08

「みんな一緒でなくていいんだよ」と何かのキャッチフレーズのようですが、
ダイニングチェア、全部統一しなくてもいいんです。
私が子供の頃は、テーブルとセットで椅子が売られている事が多かったせいか、
4脚なり、6脚なり、みな同じダイニングチェア。
特に疑問も持たなかったですが、家族の中で小さかった私は、
テーブルと椅子の高さが合わず、座面で正座していました。
先日お邪魔した「春近のいえ」さん、テーブルは2100×900のオーク材。
PePeアームはグレーベージュ色の座面、
No42 Chairはグリーン色の背もたれと座面。
 
松本市設計事務所源池設計室

 
「ウタノアルイエ」さんは、家族それぞれの座りやすさを重視して、
円卓に松葉屋さんの椅子。
 
松本市住宅設計源池設計室

 
家族がゆっくり寛ぐ食事の場、座りやすくて気に入ったものが、やっぱり一番です。
 

食の伝承

2025.12.01

今日の夕飯は訳あって一人で焼きビーフンを食べている。
ビールのつまみとしては最高だし、主食としても悪くはない。
焼きビーフンで思い出すのは、義父との思い出。
結婚して間もない頃、妻の実家で食べた焼きビーフンである。
この時私は生まれて初めてビーフンを食べた。
もちろん固有名詞は知っていたが、実際に食したことがなかった。
私が育った家では、ビーフンが出てこなかった。
恐らく、食事を作っていた母がビーフンを好きでなかったか、
食べる習慣がなかったのか・・・
子供の食の好みは圧倒的に食事をつくる親の好みに偏る。
当然栄養のバランスがとれるように考えて作ってくれてはいるのだが、
恐らく、初めの選択肢から外れているのだろう。
もしくはコメ農家であった実家で、米粉を加工したビーフンを
食べる必要がなかったのか。
 話を義父の思い出に戻すが、妻の実家で初めて食べた焼きビーフンは
義父が作ってくれたものであった。
初めて食べるビーフンが無性にうまかった。
ビールを飲みながら、大皿で出してもらった、ビーフンを一人平らげ、
それを見た父が、更にもう一度焼きビーフンを作ってくれ、
それも一人で平らげてしまった。
ビール(ラガー)をこのなく愛すビール党の父がビールのあてによく作っていたのか、
味付けが絶妙にうまかった。
元々、気が向くと料理を作る父であったが、食材にこだわった料理や
おつまみ系は特に上手だったようである。
その義父の好みを引き継いだ私の妻もまた、料理がうまいと思う(特におつまみ系)
それぞれの家系で食の伝承が行われるのである。

最初の上司

2025.11.24

先日、私が社会人になって最初の上司と
設計させていただいた住宅でお食事会を開催していただきました。
お施主さんは私の同僚なんです。
バブル終了間際の時代、今でいうブラック企業だったと思いますが(笑)
現場で色々な納まりを教えてくれたり、
家づくりの楽しさを教えてくれたり、
時には会社に対する怒りを鎮めてくれたり、
とてもお世話になった上司。
久々に会っても冗談を言い合える楽しい上司。
そんな上司に、設計した住宅を見てもらえるなんて、
就職1年生の33年前には想像も出来ませんでした。
「ウダ(←私の呼び名です)、すげーじゃん」と言ってもらえて、
ちょっとは成長した姿を見てもらえただろうか。
このような機会を設けてくれたお施主さんにも感謝です。
 
松本市住宅設計源池設計室

 
夜の北庭も、ずっと眺めていたくなる木々とその影が美しかったです。

母の愛読書

2025.11.17

子供の頃、いつも家にあった雑誌「暮らしの手帖」
母の愛読書でした。
 「暮らしの手帖」というと、影絵で有名な藤城清治さんを思い出します。
雑誌をめくると独読な色彩の影絵があり、
藤城さんの絵本をねだって、買ってもらいました。
子供の頃は大切な絵本でしたが、いまいずこ。
「復刻版ぬりえ」がついてくるというので、久々手に取ってみました。
 
松本市設計事務所源池設計室

 
「暮らしの手帖Web版」には8人の方のぬりえも!

特集「復刻 ぬりえ」 - 暮しの手帖社
 
源池設計室で「暮らしの手帖」を思い出すのは、イエルカさんの薪ストーブです。
10年前になりますが、お施主さんが「暮らしの手帖」で見た
イエルカストーブを入れたい!とおしゃっので、早速現物を見る為、中川村へ。
 
イエルカストーブ源池設計室

 
愛くるしい佇まい、一目で気に入りました!
設置したのは「大梅」
ピザも焼けます。